<CPAPマスクはやめられるのか?>
CPAPによる治療は睡眠時無呼吸症候群の病気を根本から治すものではないので、基本的には生涯にわたって機械を使用することになります。
ただし肥満が原因で無呼吸となっている場合は、ダイエットに取り組むことでCPAPをやめることができる可能性があります。
CPAPマスク以外の治療方法として、マウスピース、体位の工夫などがあります。
体位の工夫では、横向きになって寝ることで気道に少し空気の通るスペースができることがあります。
体の向きによって改善する患者さんは約半数存在すると言われており、若い方、軽症の方、痩せている方で寝るときの体の向きを工夫することで無呼吸が改善する可能性があります。
仰向けで寝ない工夫としては、パジャマの背中にポケットを作ってそこにテニスボールを入れる「テニスボール療法」、リュックに布などの軽いもの入れて背負って眠る方法、枕を変える方法(横になって眠る場合5cm程度枕を高くした方が良い)などがあります。
詳しくはこちら