レントゲン撮影装置
キャノンR-mini
当院ではデジタルラジオグラフィー(DR)システムを採用しております。このシステムでは、レントゲンフィルムは用いず、再映されたデータをそのままデジタル情報に変換して画像を表示する仕組みです。従来のレントゲンフィルムを用いた方法と比較して
- 高速
- 高解像度
- 低線量
といったメリットがあります。
CT検査装置
キャノンAquilion Start 16列マルチスライスCT
最小スライス厚が1.0mmで非常に細かい画像検査が可能となっています。これほど細かく解析できるCT検査はHigh resolution CT(高分解能CT)と呼ばれ、肺の構造や病変の性状をより詳細に分析できます。
肺機能検査
チェスト社 モストグラフ-2
モストグラフは、呼吸抵抗を測定し、結果を3Dカラーグラフィック表示します。
主に喘息や肺気腫・COPDの患者様に対して行います。一般的な肺機能検査では検出ができないような、気道抵抗の異常や閉塞性障害を見つけ出すのに有用なことがあります。
また肺活量や一秒量などの測定も行うことができます。
一酸化窒素濃度測定機器
チェスト社 NIOX VERO
吐いた息の中に含まれる一酸化窒素の濃度を測定します。喘息や咳喘息の方では、高い値を示すことがわかっており、気管支の好酸球性炎症を反映すると言われています。5才頃から検査が可能で、痛みもなく2-3分で検査が終了します。
気一酸化炭素濃度測定呼
吐いた息の中の一酸化炭素(CO)の濃度を測定する検査です。喫煙者がタバコの煙を吸うと、CO かが肺を通って血液に吸収されます。呼気中のCOの量は、 タバコの煙に含まれる有害物質のレベルを予想する指標となります。この検査は、主に禁煙外来で行われます。
アプノモニター
チェスト社 アプノモニター8
睡眠時無呼吸症候群の検査機器になります。夜間眠る時に装着し、朝外します。
当院では郵送で貸し出し・返却を行なっており、後日解析結果をお知らせします。
臨床化学分析装置
日本光電 CHM-4100 セルタックケミ
感染症の診断に有用な炎症反応(CRP)を約3分、糖尿病の診断・治療に有用なヘモグロビンA1cを約5分と短時間で測定することが出来ます。検査に必要な血液の量も5 μl(1mlの1000分の5)とごく少量で行うことができます。
心電図
フクダ電子 Cardimax7
心臓の電気的な活動を計測します。不整脈や心筋梗塞の診断に使用します。