小児科

小児科子供は体の機能や免疫が未熟で、大人とは違った反応が起きるため、病気の経過が急であることが多いのが特徴です。当院では、呼吸器内科専門医が気管支喘息や咳喘息・アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患の他にも、急性気管支炎・急性肺炎・インフルエンザ感染症を中心に診療を行っています。子供は症状のうったえが分かりにくい場合もよくあるので、ご家族が日頃から子供の状態よく観察し、「いつもと何か違う」という直感が大事になることがあります。

当院では、以下のような子供の病気に対応しています。
  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎
  • 風邪
  • 急性気管支炎
  • 急性肺炎
  • インフルエンザ
  • 新型コロナウイルス感染症
  • マイコプラズマ感染症
  • 急性胃腸炎(胃腸かぜ)
  • ヘルパンギーナ・手足口病
  • 溶連菌感染症
  • RSウイルス感染症
  • クループ症候群
  • おたふく風邪(流行性耳下腺炎)
  • 咽頭結膜熱(プール熱)
  • 水痘(みずぼうそう)
  • 伝染性紅斑(りんご病)

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気管支喘息

気管支喘息気管支喘息は、気管支のアレルギー反応により、喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)や咳がでる病気です。多くの子供は6歳までの幼少期に喘息を発症します。原因はダニやペットのフケなどのアレルゲンの他に、アトピー素因(アレルギー体質)や遺伝が関係します。喘息はちゃんとした治療を行えば、多くのケースで症状をコントロールできます。子供の喘息をしっかりとコントロールすることは、健全な成長に必要不可欠です。一方で漫然と吸入薬や内服薬を使い続けることも副作用の観点から避けるべきです。症状が落ち着いており、定期的に行う肺機能検査や呼気一酸化窒素濃度も落ち着いていれば、吸入薬を減量したり薬を調整しながら治療を行う必要があります。まずは呼吸器内科専門医に一度ご相談ください。

気管支喘息

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎アレルギー性鼻炎は、アレルゲンを吸い込むことでくしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどの症状が起こります。原因物質は、スギやヒノキなどの花粉の他に、ダニやペットの毛など様々なものがあります。アレルギーの病気では、原因物質であるアレルゲンに触れないことが重要ですので、当院ではアレルギー検査によりアレルゲンを特定するよう努めています。基本的には抗アレルギー薬の飲み薬や点鼻薬などを使用して治療を行います。
また当院では、アレルギー体質を改善するためアレルゲン舌下免疫療法を取り入れており、子供でも5歳以上の方は治療可能です。舌下免疫療法は、主にダニとスギに対するアレルギーが対象ですが、治療により他の新たなアレルゲン獲得を抑えることができると報告されています。ご希望の方は、一度相談ください。

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風邪

発熱した子供主にウイルスが、のどや鼻から侵入し、発熱・咽頭痛・咳・鼻水などの症状が起こします。小児では、ライノウイルス、パラインフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルスなどが原因となります。風邪の多くは1-3日のうちに症状が改善します。またこれらのウイルスに対する特効薬はないため、解熱剤や痛み止めの薬で自然治癒を待ちます。
なかなか治りにくい場合は他の原因や気管支炎などの可能性を考えます。RSウイルスは乳幼児に感染すると、気管支炎を起こし喘息のような「ゼーゼー・ヒューヒュー」という喘鳴が出ることがあります。小学校などの学童期の子供では、溶連菌による感染が原因となっていることがあります。溶連菌の感染症では、高熱(38-39℃)と咽頭痛が強く、体や手足に小さくて赤い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブができたりします。当院では溶連菌の迅速検査を行っており、5分程度で経過がわかります。溶連菌感染症の場合は、抗生物質による治療(5-10日間)が必要となります。

急性肺炎

急性肺炎肺炎は、細菌やウイルスが肺の中で増殖し、高熱・咳・痰などの症状が出る病気です。小児では、肺炎球菌・インフルエンザ菌・モラキセラ菌の他に、マイコプラズマによる肺炎が多くみられます。マイコプラズマ肺炎は、小学生以上の学童に多い病気で、高熱や鼻水に加えて咳が強く出ることが特徴です。咳で眠ることができなかったり、吐いてしまうほどひどい咳が出ることがあります。肺炎はレントゲンで診断が可能です。ペニシリン系の抗生物質が最もよく使用されますが、マイコプラズマ肺炎を疑う場合は、マクロライド系の抗生物質を使用します。



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インフルエンザ

インフルエンザインフルエンザウイルスは、主に感染した人が咳をして飛んできた飛沫に含まれるウイルスを口や鼻から吸い込んでしまい感染します。高熱・関節痛・筋肉痛・頭痛・咳などの症状が3-5日続きます。5才以下の乳幼児期では、注意しなければいけないのが「インフルエンザ脳症」です。インフルエンザウイルスが脳内に侵入してきて、意識障害や異常な行動、けいれんなどの症状が起こります。このような症状がある場合は、すぐに病院に受診した方が良いでしょう。
当院では、「インフルエンザ迅速検査」を行っており、綿棒で鼻の粘膜をこすって検査に提出したのち約10分程度で結果が判明します。陽性の場合は、発症2日以内であればタミフルを処方し治療します。ワクチンを接種しており症状が軽い場合は、タミフルを使用せず解熱剤・鎮痛剤で経過を見ることもあります。

登校が可能となる期間に関しては、
  • 小学校以上:発症してから5日間経過し、かつ、解熱した後2日間経過するまで
  • 幼稚園や保育園:発症してから5日間経過し、かつ、解熱した後3日間経過するまで

とされてます。

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胃腸かぜ

トイレに座る少女のイラスト胃腸かぜは、主にウイルスが胃腸に感染することで、嘔吐・下痢・腹痛・発熱などの症状が見られる病気です。子供は大人よりも嘔吐することが多く、また脱水や低血糖にもなりやすいので注意が必要です。ロタウイルス・ノロウイルスなどが原因となることが多く、ほとんどが1-3日で改善していきます。当院では、嘔吐や下痢の症状が強く脱水の危険がない場合は、なるべく投薬は行わず、水分摂取で様子を見るようにしています。下痢は、ウイルスを体の外に出そうとする体の防御反応なので、無理矢理止めてしまうとよくないと考えます。嘔吐・下痢の症状が強く、眠れない、水分が取れず辛いという場合は、吐き気止め・下痢止め薬を使用し、場合によっては点滴を行います。水分摂取は、OS-1などの経口補水液でこまめに行うのがおすすめです。糖分が多く電解質の少ないポカリスエットなどのスポーツドリンクよりも、OS-1などの電解質の多い経口補水液の方が良いでしょう。腹痛が強く、血便を伴う場合はなどは、胃腸炎ではない可能性があるので早めに病院を受診しましょう。

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気管支炎

咳をする子供気管支炎は、咳の原因として多い病気です。特に3週間以内の急性咳嗽(がいそう)の原因としてよく見られます。
気管支炎の原因の多くはウイルス感染症で、RSウイルス、ライノウイルス、インフルエンザウイルスなどが原因となります。細菌感染症では、マイコプラズマや百日咳などが気管支炎を起こします。

気管支炎になった後の気管支は刺激に敏感になっているため、会話などのちょっとした刺激で咳が誘発されることがあります。咳の多くは、ゆっくりと自然に治っていきます。

細菌による気管支炎の場合は、抗生物質を投与することで、症状が改善するまでの期間を短くすることができます。百日咳では、発作性の咳(急に咳が出始めて、止まらない)やえづきを伴う咳(オエっとなってしまう咳)が特徴です。

気管支炎にならないためには、日頃の感染予防が重要です。マスクの着用や手洗い・うがいなどを行いましょう。

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ヘルパンギーナ・手足口病

どんな病気?

ヘルパンギーナ・手足口病は夏場に多い感染症で、5月ごろから増え始め7月に患者数のピークに達します。原因となるウイルスはコクサッキーウイルスやエコーウイルスなどがあります。

ヘルパンギーナは夏場に多い

症状

感染している患者さんに接してから2-4日間経過(潜伏期間)してから発症します。突然高熱が出て、のどの痛みが強いことが特徴です。のどの奥が赤く腫れ、水疱(水ぶくれ)が出てきます。
手足口病では、のどに加えて手足にも水疱(水ぶくれ)ができます。
熱は数日で解熱することが多く、ほとんどは良くなる病気です。
注意点として、まれに髄膜炎(無菌性)を発症することです。この場合、頭痛や吐き気がみられ、不機嫌でぐったりしてきます。ヘルパンギーナと診断され、経過中にこのような症状があるときは早めに病院に受診しましょう。

診断

診断は症状やのどの所見で行います。インフルエンザやコロナウイルスのようなすぐ結果の判明するような抗原検査はありません。

治療

通常は、解熱剤や痛み止めを使って症状がおさまるのを待ちます。ウイルスを直接たたくような薬はありません。
のどの痛みが強いので食欲がなくなることがよくあります。水分を十分に取るように心がけ、食事はプリンやアイスクリーム、冷たいポタージュなどのどにしみないものを摂取するようにしてください。
便で感染しますので、おむつを変えたら必ず手を洗いましょう。

登校・登園に関して

解熱し、食欲が戻り、元気がよければ登校・登園しても問題ありません。

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溶連菌感染症

どんな病気?

A群溶連菌による感染症で、冬や夏に多い傾向があります。

症状

高熱とのどの痛みが強い病気です。風邪の時にみられる鼻水や咳などの他の症状がないのが特徴です。ヘルパンギーナに比べると、のどが赤く腫れるのに加え、白い膿が付着します。また首の回りのリンパ節も腫れてきます。

検査

溶連菌に特徴的な所見を認めた場合、以下の基準で2点以上あれば、迅速検査を行います。
高熱、咳がない、首のリンパ節の痛み、のどに膿が付着しているなどは、溶連菌を積極的に疑い検査を行います。迅速検査で陽性の場合、治療を検討します。

治療

検査で陽性となり溶連菌感染症と診断された場合には、抗生物質を処方します。ペニシリン系の抗生物質を10日間処方します。

抗生物質を処方する意義は、症状をよくするのを早めること意外にもいくつかの意味があります。それは、リウマチ熱といって関節炎や心臓弁膜症を引き起こす病気に進展するのを予防することができるからです。また周囲の人へ感染することを予防することができます。

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RSウイルス感染症

症状

潜伏期間は約4 〜6日間で発症します。RSウイルスに感染した乳児の多く(約2/3)は、ただの風邪症状(発熱・鼻水・咳)で終わります。感染した乳児の1/3程度が気管支炎・肺炎などの病気を起こします。

RSウイルスで恐ろしいのが気管支炎・肺炎による呼吸不全です。発症してから3〜7日目に呼吸状態が悪化し入院することがあります。その場合、喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒュー)や陥没呼吸(呼吸する時に胸がへこむ)などの症状がみられます。このような症状がある場合、早めに病院に受診した方がよいでしょう。
気管支炎(小児)に関してはこちらを参照してください。

検査

迅速検査がありますが、検査結果によって治療方針が変わらないので、通常は検査を行いません。

治療

症状が軽い場合は、通常の風邪と同じように解熱剤や咳止め薬などを処方して様子をみます。 喘鳴(ゼーゼーやヒューヒューといった呼吸音)がある場合は、吸入治療を行います。症状が強い場合や呼吸不全がある場合などは、入院の方が安全なので総合病院をご紹介いたします。

その他薬以外の治療方法として、鼻水吸引があります。鼻水吸引によって、咳症状や喘鳴症状が軽くなります。
具体的な方法に関しては、こちらのページ(鼻水吸引ドットコム)を参照下さい。

登校・登園に関して

解熱し、元気がよければ登校・登園しても問題ありません。

クループ症候群

症状

クループ症候群は、犬が吠えるような「ケンケン」という咳やオットセイが泣くような「クオックオッ」という咳が特徴です。その他には、鼻水・鼻づまりなどの症状が出ます。

原因としては、ウイルス感染症がほとんどで、パラインフルエンザウイルス・RSウイルス・ライのウイルスなどの感染によって起こります。
息を吸う時に喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)が強く聞こえ、胸が凹んだり、ぐったりしているようなケースでは、入院治療が必要となってきます。

検査

基本的には検査は不要です。症状で診断します。

治療

吸入治療を行います。去痰剤などを主に処方します。

登校・登園に関して

解熱し、元気がよければ登校・登園しても問題ありません。

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)

症状

ムンプスウイルスによる感染症で、潜伏期間は約2〜3週間程度です。好発年齢は3〜6歳で、約60%を締めています。
主な症状は、耳下腺の腫れ・痛み、高熱、頭痛、嘔吐などがみられます。症状は3日目がピークで、その後おさまってきます。

おたふく風邪で注意しなければいけないのは、髄膜炎・精巣炎・卵巣炎・難聴が起こることです。激しい頭痛・嘔吐(髄膜炎の症状)、精巣の痛み・腫れ(精巣炎)、腹痛(卵巣炎)などの症状がある場合は、早めに病院を受診した方がよいでしょう。

検査

迅速検査は特にありません。症状や所見で診断します。血液検査を行うとアミラーゼが上昇しています。

治療

解熱剤や痛み止めで経過をみます。ウイルスに特異的な治療薬はありません。

予防接種

おたふく風邪のワクチンは任意で通常1回接種ですが、1回では免疫が不十分なことが多く2回接種が勧められます。実際世界では、多くの国で定期接種で2回接種を行っています。

登校・登園に関して

耳下腺などの腫れが出現してきてから5日間が経過し、かつ全身状態良好になるまで出席が停止です。
例)9月20日に耳下腺が腫れた場合は、9月25日まで出席停止、9月26日から出席可能

咽頭結膜熱(プール熱)

症状

アデノウイルスによる感染症で、高熱(38〜40度)・目の充血や目やに・のどの痛みなどの症状があります。潜伏期間は5〜7日間で、熱の期間が4〜5日と比較的長く続きます。

検査

アデノウイルス迅速検査キットがあり、約5分程度で結果が判明します。
(名古屋おもて内科・呼吸器内科クリニックでは、本検査を行っておりません)

治療

解熱剤や痛み止めで経過をみます。ウイルスに特異的な治療薬はありません。

登校・登園に関して

熱が下がってもすぐに登校・登園ができません。解熱後2日間は出席停止となっています。
例)9月20日に熱が下がった場合は、9月22日まで出席停止、9月23日から出席可能

水痘(みずぼうそう)

症状

発熱とともに、中に水を含んだ赤い発疹(ほっしん)が全身にみられます。口の中や頭皮にもみられます。潜伏期間は約2週間で、数日で全身の発疹がかさぶたのようになり、5〜7日ですべての発疹がかさぶたになります。すべての発疹がかさぶたになれば、登校可能となります。

検査

特に検査は行いません。症状にて診断します。

治療

抗ウイルス薬(アシクロビル)を5日間使用します。

登校・登園に関して

すべての発疹がかさぶたになれば、登校可能となります。

伝染性紅斑(りんご病)

症状

ほっぺがりんごのように赤くなるので、りんご病と呼ばれています。手足に広がっていき、レース状の赤い発疹(紅斑)が出てきます。年長から小学生を中心に、春から夏にかけて流行します。潜伏期間は約2周間程度と言われています。
原因は、ヒトパルボウイルスB19に感染することで起こります。

治療

かゆみが強いときには、かゆみ止め(抗ヒスタミン薬)を処方いたします。
ウイルスに特異的な治療方法はありません。

登校・登園に関して

解熱し、元気がよければ登校・登園しても問題ありません。

充実の検査体制

当院ではクリニックでも総合病院に匹敵する医療レベルを提供したいとの院長の思いから、多種多様な検査を行うことができます。患者様がいろんな病院へ行ったり来たりする必要のないように、当院ではなるべく一つの施設でできることはやりたいと考えています。

当院で行うことができる検査は、
  1. 血液検査
  2. 血液検査
  3. 新型コロナウイルスPCR検査
  4. 尿検査
  5. レントゲン検査・CT検査
  6. 肺機能検査
  7. 呼気ガス検査(一酸化窒素)

血液検査

当院では、外注の検査会社と委託連携しているため、ほとんどの検査項目を精査することが可能です。その中でもCRPに関しては、即日(10分程度)結果をお伝えすることができます。CRPは肺炎や気管支炎などの感染症などで上昇し、数値が高いほど病気の重症度が高いことがわかっています。重症度の高い方は、総合病院での入院加療を検討します。

アレルギーの検査では、イムノキャップアレルゲン8を導入しており、20分程度でアレルギーの原因物質について調べることができます。この検査のメリットは、血液の量が非常に少なくて済む(0.1ml)ので、指先や耳から採血を行うため小さなお子様でも安全に行えます。対象となるアレルゲンは8項目のみで、スギ・ブタクサ・カモガヤ・ヨモギ・シラカンバの花粉系とイヌ・ネコ・ヤケヒョウダニのハウスダスト系になります。

迅速感染症検査

インフルエンザ抗原検査や溶連菌検査を行うことができます。溶連菌は、咽頭痛の原因菌となる細菌で、抗生物質での治療が必要となります。のどに膿がついている、高熱(38℃以上)がある、咳がない、首周囲のリンパ節がはれている、などの症状がある場合は積極的に溶連菌検査を行います。

新型コロナウイルスPCR検査

当院では、新型コロナウイルス検査は原則PCR検査で行っています。検査は主に唾液で行いますが、小さなお子様など唾液を出すことが難しい方には鼻腔で検査を行います。なお検査結果は外部に委託しているため当日には結果が出ません。1日〜3日程度お時間がかかります。後日電話にて結果をお伝えいたします。

尿検査

尿中の白血球の有無を調べることで、腎盂腎炎などの感染症の診断が可能です。尿潜血がある場合は、腎臓病などの可能性を考えます。

レントゲン検査・CT検査

レントゲン検査・CT検査当院では即日レントゲン検査・C T検査を行うことが可能です。胸部や腹部を主に行います。胸部レントゲンでは、肺炎や気胸の診断が可能になります。レントゲンで肺炎がはっきりしない場合は胸部CTを追加で行います。
副鼻腔炎の診断を目的として、頭部のレントゲンやCT検査を行うことがあります。副鼻腔炎は、黄色の鼻水・熱の原因や長引く咳の原因になることがある病気です。
検査結果は、当日に呼吸器内科専門医である院長が画像を確認し、当日患者様に説明いたします。当院では見落としを限りなくゼロに近づけるため、CT検査すべてにおいて放射線医のダブルチェックを行っています。というのも、CT検査では肺だけではなく肝臓や胃、乳房やリンパ節、心臓などの様々な臓器が映るため、たまたま他の臓器に異常が見つかることも少なくありません。そのような他の臓器の見落としを防ぐために外部の医師へ読影依頼をしています。

肺機能検査

気道抵抗性試験(モストグラフ)

肺機能検査では、気管支喘息などの診断を行うことができます。当院では最新の肺機能検査を導入しており、通常の肺活量の測定に加えて、モストグラフと呼ばれる呼吸抵抗を測定できます。結果は3次元のグラフで色分けされますので、わかりやすく表示されます。

呼気一酸化窒素濃度測定

呼気一酸化窒素濃度測定当院では一酸化窒素の呼気ガス検査を行うことができます。呼気中の一酸化窒素(NO)濃度は、気管支喘息の患者様で高くなり、診断や治療管理で非常に重要な指標となります。

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